このような肌の老化現象は主に真皮と呼ばれる、表皮(切っても血が出ない厚さの皮膚)の下の部分の皮膚の問題です。 真皮には栄養をたくさん含んだゼリー状の水分が多く、ヒアルロン酸とかコンドロイチン硫酸などムコ多糖類と呼ばれる物質が多く含まれています。 その中にコラーゲンとエラスチンというタンパク質でできている繊維がちょうど縄のように束を作っています。 歳をとってくるとこの繊維状のタンパク質ばかり増え、ゼリー状の水分が減ってきて真皮が硬く萎縮し、表皮はたるみができ、肌全体の弾力がなくなります。 このような状態は新陳代謝の減速が原因になったりしますので、プラセンタが有効です。 なぜ小さい子供にあせもができやすいかというと、多量にかく汗はPHがあがってきて、皮膚が中性近くにまでなってしまい皮膚がふやけて汗口を塞ぎ湿疹やただれといった症状を呈します。 酸性の化粧水で吹いてあげるとあせもはできにくいのです。 小学校の高学年からは性ホルモンの分泌が盛んになりはじめ、皮脂の分泌量が増えてきます。 皮脂は酸性ですから、汗のpHが上がってきても肌のpHを酸性側に整える力が強くなってきてあせももできにくくなります。 通常の洗顔石鹸や浴用石鹸がアルカリ性なのは確実ですが、よほどの過敏肌や、アトピー性皮膚炎の方でない限り安全性の高い洗剤ですし、垢をとっていく力もあります。 アルカリ性といっても、皮膚から分泌する汗や皮脂は弱酸性で、その程度のもので石鹸で洗った後の肌は十分に酸性側になります。 このように肌は、刺激に対して抵抗力のある弱酸性の状態に整える働きを本来持っており、皮膚の中和能といっています。 もし、通常の石鹸で洗うとヒリヒリしたり、皮膚が赤くなったりしたら過敏肌と考えてもよいと思います。 そのような方は弱酸性のアミノ酸石鹸を使用してください。 本当です。 メイク化粧品はほとんどが油性の化粧品で、油汚れは油で取るという発想からクレンジングクリームや、クレンジングオイルでメイクを落とすのは間違いではありません。 しかし、一見メイクがクレンジングだけで取れたように見えても、化粧品が皮膚の毛穴や溝に詰まったままになっていて、それをそのままにしておくと毛穴が黒ずんできたり、クレンジング剤に配合されている界面活性剤が皮膚に対して刺激物になったりします。 必ず石鹸や洗顔フォームを使って、毛穴に残った残滓や、肌の老廃物まで洗ってください。 洗顔後、肌が突っ張るようでしたら、その状態が治まる最低限の量の乳液や美容液をつけてから寝るようにしてください。 副腎皮質ホルモンは別名抗ストレスホルモンといって、ストレスを受けたときに過敏になったりする肌を守ってくれます。 ですから、かぶれやアトピー性皮膚炎のかゆみを抑えたりするときに圧倒的に効果を発揮します。 しかし、連用していると、自分自身の副腎で本来つくられるべき副腎皮質ホルモンの分泌が衰えて、とてもストレスに弱い体(肌)になります。 副腎の機能が衰えている人は過敏肌になりやすい=皮膚に対してちょっとした刺激でかぶれる=副腎皮質ホルモンを使用するーといった悪循環になってしまいます。 鉱物性油は石油から作られるというイメージのため、肌に対してよくないのではといった認識を持っている方が多いようです。 昔は、精製技術が悪かったため不純物が混じったりして確かに問題がありましたが、現在では最も安定した安全な油です。 典型的な鉱物性油は流動パラフィンですが、ファンデーションやクレンジングオイルのベースの油はたいていこの流動パラフィンです。言い方は悪いかもしれませんが、毒にもならないが、薬にもならないと考えたほうがよいかもしれません。 しかし、日光にさらされても肌への刺激にならないという意味では、もっとも安全と言えます。 上記のほかにシソエキス、桃葉エキス、白樺エキス、コンフリーエキスなどたいへん多くの植物エキスが使われています。 多くは肌に対しての抗炎症効果があるものが多く、カユミや炎症を防ぐことを期待しているわけです。 消炎効果の高いものとしては甘草エキスも有名です。 毛髪に対しては保湿作用も期待できます。 しかし、植物性成分を強調することでイメージをよくしようという宣伝的要素も植物性成分多用の理由とも思われます。 おおげさな言い方をすれば、少し毛髪内部のケラチンを傷めてあげれば、毛髪の感触はやわらかくなります。 軽いブリーチをするとか、強いパーマ1剤を一度しっかり作用させた後、酸性パーマ1剤を塗布しよくコーミングして2剤を塗布すると、毛のコシがややなくなりしなやかさがでます。 亜硫酸塩や使用しているアルカリが炭酸アンモンの場合、使用する水に含まれているカルシウムやマグネシウムとくっついて亜硫酸カルシウムや炭酸マグネシウムなどが生成される場合があります。 これらの成分が毛髪に付着して白く見える場合があり、シャンプーをしても取れません。 酸性リンスを希釈したお湯や電気分解した酸性水でよくチェンジリンスすると取れます。 毛髪のダメージが原因でキューティクルが浮き上がってコルテックスとの間に間隙が生じている部分なども白っぽく見えるケースがあります。 ヘアダイの染料であるジアミン系酸化染毛料の経口毒性は高く、食べたら死亡することもある危険なものです。 皮膚に対してもけっして安全性が高いというわけではありません。 しかし、発がん性についてはその疑いのあるという段階で、確実に証明されているわけではありません。 皮膚には、バリア機能といって皮膚から異物が体内に入らないようにする働きがあり、ヘアダイが皮膚に付着したからといって体内に取り込まれるわけではありません。そういう意味では健全な頭皮の方であれば、問題はないと考えられます。 つまんで引っ張ると毛から抜けるように取れるのであれば、ヘアキャストというもので、毛穴と毛の間にある毛根鞘という組織が毛と一緒に出てきてしまったものです。 ポニーテールのように毛を牽引しているようなヘアスタイルをしているとヘアキャストがよく見られます。 別段問題はありません。 つまんで引っ張っても取れないようであれば、シラミの卵の可能性がありますので、皮膚科を受診しましょう。 リンスは本来すすいでも毛に滑らかでしっとりした皮膜が残るように出来ています。 しかし、キューティクルの剥離が顕著な毛髪はリンスが残りにくくなってしまいます。 だからといって、リンスをあまりすすがないのは感心出来ません。 リンスをヘアクリームのように毛髪に付けっ放しにしておくと、カチオン変性といって毛髪のコシが無くなってペタっとした毛髪になってしまいます。 すすぐとリンスの残りが悪いようなかみでしたら、シャンプー&リンス後、櫛通りをよくするような洗い流さないタイプののトリートメント剤をつけるようにして下さい。 静電気は摩擦によってはっせいします。 冬場、日本の太平洋側地方は湿度が低いため、発生した静電気が溜まりやすいのです。 静電気が起こると摩擦による毛表皮の損傷が大きくなりやすいので、静電気の起こりにくい、豚毛や猪毛または、金属製ブラシを使って下さい。 ナイロンブラシはもっとも摩擦が起こりやすい材質です。 アルコールがたくさん配合されているようなスプレーや速乾性のセット剤は、多用するとアルコール変性という毛髪が粗剛な感じに変質してしまう現象が起こるケースがあります。 また、男性用の整髪料では油分が多く(ヘアリキッドやグリースなど)、この用なタイプを頭皮にまでつけてしまうと、毛穴を塞ぎ、毛髪の健全な生育にはあまりよくありません。 通常毛髪は60℃以下の熱では傷みません。 ハンドドライヤーの熱は吹き出し口で100℃〜130℃になりますが、毛髪からある程度離して、あまり1カ所にずっと当て続けないように注意すれば、さほど問題はありません。 できたら風量の強いものを使って下さい。 セット用のアイロンやホットカーラーは直接、熱が髪にあたりますので、毛髪の温度が80℃を超えることがあります。 毎日このような熱を当て続けると毛髪は保湿性が失われ乾燥性になってきます。 毛質がもともと細い人や、ヘアカラーやストレートパーマを何度もしている人、ロングヘアの人は、濡れている状態で髪を引っ張ると伸びやすく毛にうねりが出てしまいます。 シャンプー後は優しくタオルドライしてコームやブラシでとかすときも、毛先から解きほぐすようにして下さい。 引っ張り過ぎでできてしまった毛のうねりは濡らさないと直せません。 櫛通りの悪い人は、シャンプー後、濡れているうちにすべりをよくするヘアケア剤を少量髪に擦り込むようにしてください。 毛髪は常に休止期になっているものが全体の15%ほどあり、育毛剤を使い始めたといっても、このときに休止期になっている毛は抜けてきます。 育毛剤の効果は使い始めて2~3ヶ月しないとわからないものです。 もし、2~3ヶ月しても効果が現れなければ、その育毛剤は自分に合わないと考えても良いでしょう。 また、男性型の脂漏性頭皮に効果があるようなタイプ(皮脂分泌を抑制する成分やアルコールが多いタイプ)を乾燥頭皮の方が使用すると逆効果の場合もありますので注意しましょう。 本当です。 適度の湿気と温度で頭皮に雑菌が繁殖しやすく、痒みやフケの原因になることもあります。 当然、寝癖もつきやすくなりますから朝のヘアスタイリングも大変です。 出来るだけハンドドライヤーなどで乾かしてから(特に頭皮や毛髪の根元)寝るようにしましょう。 フケには皮脂由来の成分と角質由来の成分が入り混じっています。 皮脂由来の成分が多いフケが脂性フケで、角質由来の成分が多いフケが乾性フケです。 当然ですが、脂性肌の人のフケは脂性フケが多く、乾燥肌の人のフケは乾性フケが多いことになります。 牽引性脱毛といういつも髪の毛を引っ張っているために毛が生えなくなる症状になることがあります。 いつも髪の毛が引っ張られた状態ですと、毛乳頭周辺が慢性的に炎症を起こして脱毛することがあります。 昔の日本髪では、かもじ禿げというような言い方があったくらいです。 イオンとはプラスまたはマイナスに電荷した微粒子のことで、空中イオンと水中イオンがあります。 マイナスイオンは生体に対し鎮静・抑制的に働き、逆にプラスイオンは生体に対し興奮・亢進作用があります。 そのような意味ではマイナスイオンはリラックス効果などが期待できます。 ヒトの毛細血管は、自律神経のうちの副交感神経というリラックス状態を作る神経が作用しているとき、もっとも血流が良いのです。 寝ているときが副交感神経に支配されているときですので、毛や肌は寝ている間に作られているといっても過言ではありません。 逆に緊張状態をつくる交感神経という神経に支配されているときは、毛細血管は収縮して血流が悪くなります。 寝不足や、不規則な生活はこの自律神経のバランスを狂わせ、さまざまな体調不良の原因となることがよくあります。 いわゆる自律神経失調という状態です。毛や肌も血行がよくないとさまざまなトラブルが起こります。 苦労すると白髪が増えるというように、ストレスが原因で白髪が増えることはあります。 が、すでに生えている黒い毛のメラニンが瞬時に消滅してしまうことは考えられません。 フランス革命のおり、マリーアントワネットが、処刑時一夜にして白髪になったというような話しは伝えられていますが、これも収監から処刑まで期間があり、その間に白髪になったのだろうと想像できます。 絶対にだめということはありませんが、避けたほうが無難です。 排卵後は黄体ホルモンというホルモンが増え、一時的に皮脂分泌が促進され、いつもより脂性になっているため、パーマがかかりにくくなったり、ヘアカラーの染まりがわるくなることも考えられます。また、生理中は皮膚が過敏になる方もいますので、皮膚に刺激のある薬剤を使用するのは避けたほうがよいと思われます。 パーマのせいではありません。 円形脱毛症の原因はわかりませんが、毛髪が抜けるのは毛母細胞が分裂・増殖をやめてから数ヵ月後です。 つまり、休止期があって抜けるのです。 円形脱毛の場合も何か原因があって数ヶ月して抜けますので、1週間前に行ったパーマのせいではないと考えられます。 頭皮にゆるみがなく突っ張った感じがする部分(前頭部や頭頂部)は慢性的に血行が悪い状態ですから、毛髪の健全な育成にはあまり好ましくはありません。 頭皮が硬く突っ張った状態になるのは、頭蓋骨が大きく頭皮が内側から圧迫されている場合(皮膚の成長が止まった後も頭蓋骨は成長するため)、交感神経が緊張状態で頭皮や頭部の筋も緊張している場合などです。 血行やリンパ液の流れをよくするように、頭皮をやさしく揉みほぐすマッサージをシャンプー時に行うかヘッドスパをされると良いでしょう。 毛先がカットされていない短い毛がたくさん抜けるのは、大変危険な兆候です。 ヘアサイクルの活動期が極端に短くなってきている証拠で、終いには産毛状態になってしまいます。 年齢的な問題や遺伝的体質のせいもあるかもしれませんが、ヘアサイクルを短期化させているさまざまな要素を取り除き、育毛効果を高める頭皮ケア行ってください。 海草にはミネラル分が豊富に含まれています。ミネラル分は微量栄養素といってビタミンと同じく人間の代謝活動に欠かせないものです。 毛の直接の原料となるタンパク質は足りていても、ビタミンやミネラルの欠乏のために脱毛が起こることもあります。 昔は、昆布や海苔の黒々したイメージから、髪に良いといわれたのでしょうが、科学的にも毛にとって良い食品といえるでしょう。 また、海苔はタンパク質も豊富でしかもメチオニンとシスチンの含有率が高い貴重な食品です。
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